ROWAN – 2017 Collection.

去年日本初上陸を果たし、異例の反響をみせたロサンゼルス拠点の最重要ブランド ROWAN (ローワン) 2017年SAコレクションの販売を明日9日(土) 13:00 よりスタート。

全国のお客様からお問い合わせを多数頂いておりました大人気ブランドの最新コレクションが待望の入荷となります！！

2016春夏コレクションでは、エモコアのバンド “My Chemical Romance” のアルバムからインスピレーションを得た、ティーンエイジャー特有の繊細さと反骨精神が入り交じった様なノスタルジックな危うさがただよう世界観のコレクションを発表、

また、2016年秋冬コレクションでは『WEIRD FICTION』( = 怪奇小説) と題した、よりアグレッシブにエモ (エモーショナル・ハードコア) 的な部分を強調し、安く髪を染めてバンドTを着ている怒りを抱えた様な不良少年を表現。また、その様な不良少年は、見た目は狼の様に虚勢を張っていても、中身は羊の様に繊細でか弱い、という外部と内部との混乱を表した様なコレクションとなっていました。

そして明日から発売をスタートする最新コレクションは、1年分 (春夏、秋冬をひとつにまとめた) のコレクションとなっており、ブランド側から発表された今回のコレクションに対しての声明がこちらです。

「THE FASHION INDUSTRY IS HEARTLESS AND CONSUMING AND THERE’S MUCH BIGGER THINGS HAPPENING IN THE WORLD BUT AT LEAST I CAN MAKE CLOTHES FOR GOOD PEOPLE AND USE THE MONEY TO FIGHT THE FASCISTS CONTROLLING AMERICA」

　トランプ大統領就任後、トランスジェンダーの軍入隊禁止を表明したり、移民救済制度を撤廃したりと、ファシズム的な行動により、”表面”の自由の国アメリカのイメージ(顔)が脆く崩れようとしています。ここではあえて、どちらの肩を持つつもりもありませんが、RADD LOUNGE としては、同性愛者や移民者などのマイノリティーなデザイナーやアーティストの商品を多く取り扱っているので、各ブランドや団体が行動を起こし批判している状況をまじまじと感じています。

音楽やアート、ファッション等の活動の場で政治的な発言をすると「政治を持ち込むな」や「つまらない」と批判する人もいますが、多少なりとも音楽やファッション、アートの根本は政治と共にあり、自分達の自己表現が出来る大切な場所だと考えています。(漫画も含む 笑)

世の中に対しての風刺を交えた、こういった行動はとても賛成です。どう思うか？は受け手の自由です。

そういった意味も踏まえてなのか、アイテム名も SALLY (反撃する) や ULTRA SENSITIVE (超傷つきやすい) などなっており、腐敗した様な色使い、デザインも切り裂かれた傷のような切り替えの上からフランケンシュタインを思わす雑なステッチがたたいてあったり、何重にも塗り重ねられた特殊な発砲プリント、顔を覆い隠せる大振りなフーディー、改造人間の様なパネルボディーなど、今のデザイナーのマインドが凝縮された内容となっております。

今季も今のところ、日本では RADD LOUNGE 限定販売となっておりますので，希少価値の高いコレクションです。毎シーズン、即完売するので是非明日は店頭にてご覧頂ける事をスタッフ一同、心よりお待ちしております。争奪戦になりそうですね〜♪

遠方にお住まいのお客様は電話通販も可能なので下記お問い合わせ先よりご気軽にご連絡下さい:)

THE FASHION INDUSTRY IS HEARTLESS AND CONSUMING AND THERE’S MUCH BIGGER THINGS HAPPENING IN THE WORLD BUT AT LEAST I CAN MAKE CLOTHES FOR GOOD PEOPLE AND USE THE MONEY TO FIGHT THE FASCISTS CONTROLLING AMERICA​

LOOKBOOK SHOT BY ALEXIS GROSS

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